最適化されたマトリクスにより、適切な微小環境の細胞モデルを構築し、良いデータを得ましょう。
マトリクス
適切な細胞外マトリクス模倣体の選択は、細胞培養モデルの構築を成功させる上で極めて重要です。細胞の挙動や反応を誘導するマトリクスの役割は多岐にわたるため、一つのマトリクスで全ての用途に対応できるわけではありません。
私たちは、次に挙げる多様な要素の50以上の組み合わせから、最適な細胞外マトリックス模倣体を提供します。
RASTRUM™ マトリクスは、細胞タイプや研究課題に合わせ、多様な組み合わせに調整可能です。
スティッフネス(硬度)
生理学的に適切な環境を細胞に与えるための、組織スティッフネス
接着ペプチド
インテグリン結合を仲介するコアペプチド配列(RGD、IKVAV、YIGSRなど)を含みます。
全長タンパク質
天然の細胞外マトリックスに豊富に含まれます。(例:ラミニン、フィブロネクチン)
MMP感受性部位
細胞から分泌されるプロテアーゼによってマトリクスの切断が可能です。
RASTRUM™ マトリクスの優れている点
製造バッチ間のばらつきがない
バルブからの吐出が容易。室温で瞬時にゲル化
数十マイクロメートルの網目構造。抗体、成長因子、低分子に対する高い透過性
透明で自家蛍光がない
細胞抽出のための溶解が容易